忍者ブログ
どこをみているの
2024/05/17  [PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2014/08/12  registered adress
大阪の文学フリマの詳細決定しましたのでお知らせします。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
◆第2回文学フリマ大阪
9月14日(日)11:00~16:00@堺市産業振興イベントホール
スペース:A-05  サークル名:InU(インユー)

◆頒布物◆

「さよなら」
・短編集/A6サイズ/246ページ/600円/カバー下おまけ付き
・収録作
 「セレンディピティー」(サイト掲載作品加筆・修正)
 「CHILDREN」(書き下ろし)
 「聖家族」(書き下ろし)
 「さよなら」(書き下ろし・BL)
・平成26年5月5日発行

 
「ビオトープ」
・短編集/A6サイズ/206ページ/500円/カバー下おまけ付き
・収録作
 「Boring To ME」(書き下ろし)
 「おやますわりでまっていて」(書き下ろし)
 「モーリー」(書き下ろし)
 「Broken Youth」(サイト掲載作「マイ・カズン」加筆・修正)
 「日付変更線」(サイト掲載作「To tell the Truth」加筆・修正)
 「ビオトープ」(サイト掲載作「やさしい孤独」加筆・修正)
・平成25年3月31日発行



「More InU」
・短編集/B6サイズ/無料配布本
・収録作
 「殉教」(書き下ろし・リクエスト「号外」がテーマ)
 「エニバデ」(書き下ろし)
 「銀色の」(書き下ろし)
 ※収録数・ページ数は未定

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

今回は何を血迷ったのかジャンルを短編から純文学にしたので、こんな早い番号になってしまいました。大変後悔していますがまあ大して変わらないと思うので気にしないことにしよう。
大阪では初頒布となる「さよなら」と、昨年発行の「ビオトープ」を持っていきます。どちらも残数があまりないので、今回の文学フリマで完売したらいいなあと思う。
それと、もっと気軽に、私の書くものに興味をもってほしい(とかエラそうに)思うので、無料配布本を一冊作ります。さて三本お話入れたいけれど果たして上手く行くのでしょうか。
三本、毛色が違うものにしたくって、このお話が好きな人はこの本のこの話もおすすめだよ~的な本にできたらいいな。ま、無料なのでどんちゃん持って行ってほしいです。
今までに通販や、コミティア・文学フリマでお買い上げいただいた方に関しては、無料配布本は差し上げますので連絡もらえると嬉しい。まあ、まだできてないけど。
これはあんまり需要なさそう。

ひとまず宣伝終わり。

拍手

PR

2014/05/06  言葉の集う場所のひと
文学フリマ、無事昨日終わりました。
足を運んでくださった方、お買い上げくださった方、ここを見ていない方が多いとは思いますがありがとうございました。
おかげ様で「さよなら」も「ビオトープ」もそれぞれはけてくれて、残部少となっております。
今日から「さよなら」も通販しようと思いますので、奇特な方はぜひぜひメールください。

文学フリマ、や、本屋さんにいって思うのは
こんなにも多くの人が、書きたいと思うもの、表現したいと思うものがたくさん溢れているんだな、ということで、同時にめまいすら覚えてしまいます。なんつうことだ。
そして、表現、ということは、やっぱり自己顕示欲なのだなということも、思いました。
自分をひけらかしたい、というか、自分を共有してほしい、というか、なんか、上手くいえないんだけど、恥ずかしいことなのではないかと思いました。
恥ずかしいことじゃないんだけどね。

は、っと、したのは、私、なんでここにいてここで本を売ってるんだろう、ってことで、
なんかすごい恥ずかしくなってきちゃって。
姉が、たまたま東京にいて、文学フリマに来てくれて、何冊かかってくれたり、十年ぐらい文通をしていた人が買いにきてくれたり、ツイッターでお世話になっている人が買ってくれたり、すごいすごい嬉しい反面、なんか身内ばっかりのような気がしてきて、でも、本当はそんなことなくってすごく感謝してるのに、でも、本当はもっと、もっと、違う出会い、みたいな、本当に、自分が、本を手に取るときのように、装丁に惹かれたり見本誌に惹かれたりした、そんな出会いが本当の文学を通じての出会いなのかもしれないと、か、エラそうに考えたりもする。
けど、やっぱり買ってくれたってことだけでめちゃくちゃ嬉しいのでよしとする。
本当に本当にありがとうございました。
しかし、やっぱり、みんなコミュニティ能力ありすぎだろこんちくちょうって感じでした。
大阪の文フリも出たいです。さすがに新刊は出せないので、コピー本作れたらいいなあと。無料配布でね。
ちなみに今回のブースはこんな感じ。

奥に映っているのは一緒に来てくれた友人その1。その2もいます。

暫くはまた、ツイッターで呟き虫になってしまうけれど、ぼちぼち、書き途中のものを終わらせて行けたらなあと思います。

拍手


2014/05/01  さよなら
5月1日、無事新刊「さよなら」届きました~
 
ビオトープちゃんと一緒に。

 裏表紙は目次のような感じに。

ビオトープよりもノドを広めにとったので、読みやすいかと思います。
誤字脱字は仕様です。
字も小さくしたけど、そんなに気にならないかな。

もちろんカバーしたはおまけというかあとがきついています。
そんな感じでとっても嬉しい。読みながら寝ます。

こんな新刊「さよなら」と「ビオトープ」は5月5日に頒布予定です。

第18回文学フリマ
5月5日(日)11時~17時
@東京流通センター
スペース:イー49(Fホール)
サークル名:InU(インユー)

でお待ちしています。恥ずかしい!

拍手


2014/04/26  その瞳の裏側に
どうしてもどうしても書きたいので、今回の新刊「さよなら」のお話を。
お話というか、自分のあとがき的なもんですがあんまりネタバレにはならないよな下らん設定をもじょもじょ書きたいので書いてしまうあたり、私も小説かぶれになっているなと思う。

「さよなら」は、いろんな「さよなら」の瞬間を集めたいと思って作りはじめました。
さよならは出会いでもある、なんていう言葉があったような気がするけど、あ、ゴールはスタートみたいな感じの、でも、やっぱりさよならはさよならでしかないと思うのですよね。
さよなら、って、まあ、左様なら、ってことだけど、そんじゃまあ、そういうことならはいバイバイ、ってなんだよ、って思って、それでも忘れられないことは山ほどあるし腐るほど蘇るし、なんか不思議な言葉だなというか、何そのすっきりしてる感じ、と思ってですね、なんだろう、書こうと思ったわけなんですけど。さて、収録作品は以下のとおりです。

「セレンディピティー」
サイトで掲載しているものをちょこっとだけ加筆・修正。思春期や純粋さからの「さよなら」のつもり。
ピアノの名手である石渡さんは有名人で、なのに地味な「私」・紅子ちゃんと交友を持つようになる。紅茶、は、私が学生時代にバイトをしていてかじったからです。
石渡さんはワンピースが好き。体型が隠せるのもあるので。どっちかというとMTXなんだけど、紅子ちゃんに対しての自分の気持ちは素直に認めてる。それがどんな形であれ、紅子ちゃんのことが好きだから。一番書きたかったのは「好きだって一回も言ってくれなかったね」というシーン。
紅子ちゃんは口下手なだけで話すのが苦手ではない、つもり、で、大人になって就活という荒波にもまれて気付けば営業成績一位とかになっていてほしい。体の関係はいろんな人ともつが心は処女、とか真剣に考えてしまうタイプ。ハッピーエンドです。

「CHILDREN」
メモのログにあったかけらみたいなものをごっそり長編にしてみました。
人のことを自分とは切り離して考えてしまう紗枝ちゃん、紗枝ちゃんに小学校時代から憧れている史乃、そういう史乃を呆れてみている弟の士郎、紗枝ちゃんのイケメン風彼氏・相島さんの勘違いに勘違いを重ねるとそれが本当のようになってしまうお話。のつもり。大人の嘘から、子ども期からの「さよなら」。のつもり。
児童館ユーザーの子らには申し訳ないが、私は児童館がとても嫌いでした。
今でも、児童館の業務がどういう風なのかよくわかりませんが、それでもこの苦手さは抜けないのだろうなと思う。
紗枝ちゃんは相島さんの何が好きなのかと思う。きっといいとこもあるんだろうけどね。相島さんは私の先輩がモデルです。自分の勘違いを指針にして生きている人は、自分が勘違いをしているかもしれないと顧みない人は、とても強いし幸せだと思う。史乃ちゃんもどっちかというとそのタイプです。士郎が一番常識人だと思う。

「聖家族」
この本の中で一番自分が好きな話です。難産だったけど、描けて良かったと思う。
家族というのは呪いのようで理不尽で、だけど捨てることはできないことと、職場のやはり先輩が少しモデルになっている。そもそもは私が桜田をサグラダと聞き間違えたところから、無表情で何にも興味がなさそうなのにコアなものをすごい知ってる人ってきもいな、と思って、サグラダ・ファミリアに詳しいという設定になりました。でも、実はサグラダさんが知っているサグラダ・ファミリアの情報はwikiからとってきているという設定。wikiを何度も読んでいるので暗記している。たいそう気持ち悪い。
美紀子ちゃんは顔は一見冴えないけど、すごいエロフェロモンを持っている設定です。化粧っ気はほぼない。麻理也は処女の設定にしたものの、大して話に関係なかった。
麻理也の義兄・零士は、美紀子ちゃんをサグラダの義妹だとは知らない。別にいると思っている。そういうバカさが零士を天使にしているのです。

「さよなら」
おそらく、私が描いた中で一番ゆるゆるとしたBL、と言っていいのかよくわかりません。ゲイ同士、というわけではないけれど、男の子同士、というか、同性同士で恋人になるとき、というかもっというと、他人同士が恋人になる瞬間はどんなふうなのだろうと思っていたら、くっつくまでがものすごく長くなりました。でも、やっぱり同性同士はいつか終わりがきてしまうと思うのだな。真面目であればあるほど、そういう可能性は高い気がする。
とりあえず果物をたくさん書きたかったのだが、致命的なことに私があまり果物が好きではなかった。でも、マンゴーは本当にプラスチックのような味がする。でも、好きです。
おとくんはすごいむっつりスケベで、汗フェチなので、お風呂に入る前にやらしいことをしたがる。七津はそれに引いてる。挿入は3年間ほどの付き合った中で5回ぐらい。の方がなんかいい。私が。


と、こんな感じのお話が四つ入っています。
新刊の宣伝をしたいなと思っていたのだけれど、結局ここでも自慰祭りです。

5月5日(日) 第18回文学フリマ
スペース:イ-49(Fホール)
でお待ちしております。
よろしくお願いします。

拍手


2014/04/17  がたがた鳴り響く君の歯
文学フリマのスペース決まりました!

第18回文学フリマ
スペースNO.イー49(Fホール)

です。
1階と2階に分かれているということでさっそく戦いています。
しかし自分で入稿できたのが本当に嬉しくて楽しみです。
今回は少なめなのでぜひ、遊びにきてください~
ペーパーも、ちらしっぽくできたと思う。ので。
楽しみです。

拍手


<<前のページHOME次のページ>>