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2014/12/11  発すること
自分の言葉って、当たり前だけど一度出て行ってしまったら取り返しがつかないものだなと思う。そうだね。いつも、そういう当たり前のことを、忘れてしまうんだよね。

自分が発する言葉には注意をしなければいけないんだと、注意を怠った次の瞬間に気付く。大体、人の発している言葉は意味のあるものとないもの、に大別されて、意味のないものが大半でその中にあるものがうすく隠れていたりする。仕事の中の会話ってそういうもんだなと思ってて、上手く説明ができないのがとても致命的だけど、すべての言葉に真面目に向き合うと壊れるよ、って、誰かに言われた。意味のあるものを、探し当てる。意味があるのだと、気付く。あとはあんまり、気にしなくてもいい。叱られたときは、大体そういうことだと思うようにすると、落ち込まない。と、思う。でも、それは自分の体調とか精神衛生も大分関係してくるので、全部が全部意味のない言葉のくせに、全部私をえぐっていくこともあって、わかってるけどわかってないので、真に受けてしまう。というか。なんか、そんなこともあるよな、って、話で。

友達に愚痴愚痴というと、でも、その子は丁寧に聞いてくれて、丁寧に聞いてくれているけど、自分はなんかそうじゃないって、自分の言葉に首を振っていたりしてなんだかよくわからないことになってくる。なんだよそれ、って、自分で自分の言葉に打たれて死にたくなっている。おかしな話だ。なんか、だから、言葉って不用意で、なんだか心もとなくて、どろどろの心臓のようだと思った。真っ赤に溶けていくんです。気持ち悪いほど。言葉なのに。愚痴を言ってすっきりするつもりなのに、どうしたってすっきりしないんだ。そういうときは。なのに、聞いてほしいと思ってしまう。友達は、自分の写し鏡ではないのにね。

人と話していて感じるズレは、この仕事だからだろうか。仕事をやめて本当に自分がしたいと思うことができたときに、それは解消されるのだろうか。ズレっていうのは、人と自分がぴったり一致しないかぎり出てくるもので、それは当然のことなのに最近は、そのズレに過敏になっているのだろう。でも、ズレ、の話をしても、全然伝わらない。説明が下手だし、口から飛び出した心臓は溶けるばかりで、相手の口へは届かない。テーブルの上にだらしなく溶けて血を垂れ流しているだけだった。くだらない。私の言葉。

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