どこをみているの
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2013/11/12 寒い夜には愛を
読み切り一つあっぷしました。
それにともなって、前編後編(?)で分けてた「いつかどこかで」、と、「ラブイーチアザー」も読み切りに移動。
まあ、あの量で二話続きなら許されるよね?という意味のわからない感じ。
さて、新しく書いた「しのぶれど」ですが、リクエスト頂いてた「しっとり美人の出てくるBL」がテーマでした。
もともと、そういうしっとりしたものを書きたかったけど、まー書けない。意味わからない。
傷跡とかが好きなので、よし、顔に傷を持ってるけどすげー綺麗な男の人にしよう、と思い立ったものの、結局、話が煮詰まり、何度も何度も書き直しました。
その結果がこれかよって感じですけども。個人的にはすげー面白かった、というのも、まあ、私の中では全員の心境なんかは全部把握済みというか、細かい部分、表情とか、そういうのが頭にあるので、こんときの幸次はこう思ってんだろな、とか、秋芳郎はこうだろうな、なんてなことを想像してるわけです。
基本的に公子ちゃん目線なので、中々書けないところがヤキモキして、自分の度量がないこともよくわかりました。
ていうか、公子ちゃんに全部言わせようとすると、今でもまあまあストーカー気質なのに今以上にやばいことになってしまうのでやめました。
しっとり美人、が、結局、いまだわからないですけども、書きながら思ったのは、こんなん弁解にしかならないけど、耐え忍び、密やかな恋をしているのは美しいんじゃないかと思いました。よくわからんのだけど。
そして、それが押さえ込まれて溢れだした時に、美しいかなあと。
話の中で、幸次と秋芳郎はいろんな人を踏みにじる結果になっていても、そんなことより我慢ができないほど、相手が好き、という感情が溢れ出してしまった、みたいなことで、それが美しいかはわからないですが(結局)、誰かを思って辛い涙を流す人はやっぱり美しいと思ったのでした。
どーどーめぐり。
ちなみに(?)、本当は秋芳郎はもっとえげつないいじめを幸次から受けるという話だったけど、うまく続かなくていまの形になりました。
そんときに、本当は、「自分が常識だと生きていて、自分が正しいと思って生きている、そんな傲慢を他人にも押し付けるな」というか、「君たちには君たちの正解があるかもしれんが、君たちの正解に当てはまるのは君たちしかいない」とかいうことを、秋芳郎に言わせたかったけど、ものすごく陰険なやつになってしまうのでやめました。
でもいつか書きたいと思うので、また、顔がただれた男の子の話を書くかもしれません。
あまり大声では言えないけど、迫害する側とされる側の精神性やそのことに興味があるし、結構そこが萌のポイントだったりする。
なんだかんだ、オチがどうあれ、またひとつ形になったことがうれしいです。
リクエスト下さった戸田さん、ありがとうございました。
ながくなってしまった。
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