どこをみているの
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2013/11/12 しのぶれど
どうでもいいことなんだけど、
「ラブイーチアザー」は番外編を書くつもりだったので、結局読み切りの方には動かさなかったなあというのを思い出して、自分のサイトなのに誤情報を流してしまったと少し後悔しました。
ほんとにどうでもいい。
そして、昨日上げた「しのぶれど」というお話について、一番書きたかったことがあって、それもまたどうでもよいことなんですけれども、書いておかないと気になるので書いておこう。
いつも、話を書くとタイトルのつけ方が全然わかんなくなっちゃって、よく、作文とかでその文章の要旨となる言葉をタイトルにつける、なんてのを思い出します。
今回、まあなんかよくわかないけど、みんな耐えてるな、と思って、「しのぶれど色に出でにけりわが恋は~」とかいう短歌あったなって思い出して(間違っているかも)、そんで「しのぶれど」にしようと思ったんだけども。
本当は「恋」とか「孤悲」の枕詞あるのかなって思ったんですが、なかったので(ないよねたぶん)、結局「しのぶれど」に。
「しのぶれど」って検索するとやっぱり前述の短歌がだだだって出てくるんですが、その中で、しのぶれどっていう薔薇があるのを発見。
うすい紫色の、それこそ隠している思いが滲んでくるような色の薔薇でした。
なので、パブーの表紙絵を描いているときにそれを書きたくって書いたけど、結果としてだし巻き卵みたいになっちゃって、という話。
うわ、これしなくてもよかったやつですが、なんかテンション高いので書いておきました。
自分を顧みないときって本当に顧みなくて、たとえば大きな流れに身を寄せているだけで時間もすぎていくし、自分の役割も流れていってしまう。だけど、本当にやらねばいけないことを見逃してしまう時間でもある。な、と、そんなこと思いました。
今、周りがなんだかんだと浮ついていて、私もそれに釣られて浮ついているんだけど、いや、私は浮ついていい立場じゃないよな?と、少し冷静になり、でも、やっぱり大きな流れには逆らえないので相変わらず浮つく、という謎のスパイラル。
自分の芯を持つことも大切だし、流れに任せて何も考えないで流れていくことも大切で、じゃあ、何が正しいのかなんていうのはわからなくって。その時その時の正しさがあります。
仕事が嫌で、やりたいことがあるって思っていたのに、いつのまにか嫌な仕事にも慣れてきてこれから何十年とここで働くんだなって考え始めている自分がいて、はっとする。
私、抗うんじゃなかったのかって。
いや、別に反社会組織に与するとかそういうことではなくって、自分自身の無意味な安寧と戦っていくんじゃなかったのかと思うわけですが、私が感じていた孤独や寂しさを今、忘れてしまっている、からこそ、孤独や寂しさを知る私とは戦えない。同じフィールドには立てない。
だんだん、わかんなくなっていく。感じなくなっていくんですよね。
空の青さの違いとか、冬の寒さで泣きそうになること、心の芯がぎゅうとつぶされそうになるぐらい愛しさを感じること、指先が冷たくなる感覚が好きなこと、静かな夜が好きなこと、だだっ広い国道沿いで、一人で歩いているときの気持ち、なんかそういうの、全部。
常々言っていることだけど、そういうことを感じることが、私を救ってくれていたのに、じゃあ、今の私の救いはなんだろうっていうか、そういう感受性のなくなっていく私っていうのはなんなんだろうっていうか。
そんなこともなんとなく考えたりして。
久しぶりにお話を一本書いて、ああ、全然かけないわ、と思って、なんだかもう、筆が進まないってことが、心の底から指に伝わってくるってああいう感じですね。
情景描写だけじゃ駄目なんです。淡々とした心情描写だけじゃダメなんです。
私の思う、私の感覚の、お話を書きたい。んだけど。
っていって、BLでそれをやるのは無理な話ですね。
寝ます(なんだほんとに)。
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