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2014/08/08  ひっくりかえした本の裏
ときどき仕事をしていると、「そんな遠慮していちゃダメだよ」とか「毅然とした態度も大切だよ」と言われる。言われると、なんかどうしようもなくて呆然とする。
毅然とした態度がとれたらこんなとこで働いていないぜ、と思うし、逆になぜあなたはそんな毅然とした態度をとることができるのですかと聞きたい。不安なことがないのだろうか。
そういうときに、論理的というか理路整然とした中身の人がうらやましいなあと憧れる。すごく仕事ができる人は厄介だし、頭が良い。理路整然。
仕事というのはあまり感情を挟んではいけないのだということは、この三年でよく思うし、感情なんかで振り回されていては、進まない仕事が多々ある。だからこそ、論理づけて理由を探して相手に納得してもらわないといけない。
だけど、私はあまり自分に自信がないし、証拠や理由づけがすごく苦手だ。感情で生きているから楽しく小説が書けるんだと思う。だから、逆に、理由をつけるとか根拠とかはない。あんまり。
自分の小説に破たんがよく出てくるのはそのせいだろう。まあこれは余談。
根拠が明確でも、そこで押すことができない、という場面も多々ある。どうも苦手だ。こっちが、間違ったことを言っていなくても、相手が気分を害して怒ってきたら、そこで正義を振りかざすこともできないので、やっぱり毅然とした態度をとるというのは私には一生無理なんじゃないか。今思った。無理だろう。

小説を書く、というスタンスも、よくブレブレだ。
まあでも、感情で生きているので楽しいと思っているからもちろん続けている。でも、感情で動いているからこそあっちにひっぱられたりこっちにひっぱられたりと結構忙しい。
ただ、友人が言っていた「自分の書きたいものは自分にしか書けない」という言葉がシンプルで結構気に入っている。評価がもらえることは嬉しいし、それがありきで書くことも全く間違いではない。でも、自分は、そういうものに、やっぱり囚われるのは嫌だと思う。自分が書きたいと思うものを書く。そういう、シンプルなことなんだ。

週に一回は自分に言い聞かせないと忘れてしまいそう。

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