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どこをみているの
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2013/01/16  うぶげ
美しくないと
美しくあらねばならないと
きみの頬の金色のうぶげを撫でていく、
無色の風が歌うように、
わたしは生きることはできなかったけれど。

夜中のまぶしい孤独さえも
わたしのものにはできなかったけれど
きみのようにはなれなかったけれど
それでもいのちをうけとめるだろう。

おやすみ、娘ら。
おはよう、息子ら。
生まれてきたなら美しくあれよ。

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