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どこをみているの
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2011/02/01  焼け野原
あなたを見た目をやいて
あなたが触れた肌をやいて
あなたを聞いた耳をやいた

もう何にも触れたくない
惑わされたくない
大嫌いなんです
大嫌いなんです

そう繰り返さないと溶けてしまいそうで

境界線は拒絶とともに輪郭を露にさせる。
だからきっと君にあうときはもう

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2011/01/30  ねむりについたアンタイトル
深夜の空は抜けるような暗闇。
爪楊枝であけたような小さな隙間から差し込む光が星になる。
じゃあ夜空をはがしたらまばゆい光が待ち受けているのか、僕はわからない。

目の前が白くなったり鮮明になったりするのは
自分の吐く息と君の吐く息が混ざるから。
君の口からはさっき食べたイチゴパフェの甘ったるい匂いがする。
辛くない?
君は不意に僕に尋ねてきたので
どうかな
とありのままを応える。
どうかな。
僕を傷つけるつもりじゃないのに傷つける人や
僕を救うつもりじゃないのに救う人や…もちろん君も

君は怪訝そうに僕を見た。
昼間見る顔とは違って、精悍さのかわりに頼りない不安がよぎっていた。

でもね、どうしたって君が好きなんだよね

そうか、と君は、そうまるで今頭上に輝いている小さな星みたいにつぶやいてまた甘い吐息を吐く。

きっと伝わらないこの気持ちを、君は受け取ってくれてもくれなくてもどっちでもいい。

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2011/01/27  何もいわないで
君はきっと知らないでしょう
暴力の海
傷痕の嵐
そこで聞きたい君の言葉
特別なんかじゃないとるに足らない言葉

まるで猫のあくびみたいな
まるで犬の鼻先みたいな

僕に触れてくれなくていい
ただ君は
君の言葉を話していればいい。

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2011/01/24  朝夜


朝があける怖さを君は知らない。
夜が更ける怖さも君は知らない。
朝陽の明朗さを、暗闇の鷹揚さを、受け入れることのできる君は知らなくて良い。

この日、その日、あの日、そうして生き延びてゆくこの長細い命が思う
朝の空気や夜の静寂の本当の恐ろしさを、君は知らなくて良い。

朝がきたなら歌えばよい。
夜がきたなら眠ればよい。
そうしてほがらかに微笑めばよい。
 

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2011/01/23  ダキス
何にもなれないあなたは
何かになれると信じている

何かになれるあなたは
何にもなれないと信じている


誰にもどこにも平等に
光も影も差し込んで
いつかきっと気付くはず

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